2011年 04月08日(Fri) [長年日記]
_ [TCG][MTG]昔語り - プロツアーNY'98予選(その4)
遠征勢を倒して迎えた予選ラウンド最終戦はお互い全勝同士なので普通にIDして終了。オポネント差で2位だったが、もちろん決勝ラウンドに進む事ができた。
そして次の日。決勝ラウンドは8人によるロチェスタードラフトで行われる。ロチェスタードラフトというのは誰が何をピック(選択)したかが全員に分かるドラフト形式である。
とりあえず「余震/Aftershock」や「ホタル/Firefly」等をピックしながら赤を主張しつつ様子を見ていたところ、青の人気が薄かったので「マンタ・ライダーズ/Manta Riders」や「ガス化/Gaseous Form」等を取って赤青軽量級飛行デッキを作っていく。
途中で「ラースのドラゴン/Rathi Dragon」がドラフトテーブルに出現し、何人かが迷った様子を見せていた(なにせ結構リスクの大きいクリーチャーだ)が、しっかりと赤を主張していた上、昔、同じような大型飛行クリーチャーである「シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon」がリミテッド戦で6ターン目に登場して、3発殴って勝ったという話を知っていたので、迷わずピック。
こうして順調に赤青デッキを作っていったのだが、地上の攻防を強化するため、緑から「落下中断/Broken Fall」と「ルートワラ/Rootwalla」をつまみ食いする形でピックして、赤青飛行ちょっとだけ緑というデッキを作り上げた。
なお「落下中断/Broken Fall」はドラフト前から絶対に1枚は欲しいと思っていたカードだったが、それよりも役に立ったのが「ルートワラ/Rootwalla」だった。序盤は4/4として相手のライフを削り、中盤以降の飛行クリーチャーでの決着を早めてくれる上、「焚きつけ/Kindle」等の除去に対する良い避雷針となって、こちらの要の飛行クリーチャーを守ってくれたのだ。
続く。