2012年 01月18日(Wed) [長年日記]
_ [Chaos][TCG]デッキのペース
以下に書いている事は感覚ベースの話で、理論的に裏付けがあるわけではないのであしからず。
最近Chaosをやっていてデッキのペースコントロールというのを考えるようになった。
デッキにはそれぞれ得意な速さというのが存在する。例えば私が好んで使っていたこのみやらホワイトやらは基本的に展開が早く、5ターン程度で決着をつける事が好ましい。一方で昨日レシピを載せたようなテスラなんかは基本的にフレンドを揃えてからじっくり戦うような遅いデッキである。
という事を踏まえて。このところ(arc氏がナインを使っているせいで)テスラvsナインをやる事が多いのだけど、テスラを使っていてナインのペースに引き摺られると勝てない事が分かってきた。
自分がテスラを使っている時は攻撃よりも防御を重視して戦うようにしている。遅いデッキなのだから当たり前の話では? と思う人も多いと思うが、実は試合をしていると攻撃的にプレイ出来る場面というのは結構多い。あるフレンドのアタックがまずガードされないという場面でアタックするかしないかの判断は結構難しい。
他にもお互いのデッキを交換して戦った時に、arc氏が2ターン目に西条女史を出してきたのだが、結果として中盤からはテスラ側がナイン側の攻撃を抑えきれなくなって負けてしまった。理由の一つとして試合全体のペースが早くなったからではないかと感じるのだ。
まあ遅いデッキがペースを遅くコントロールしようというのは分かりやすい話だろう。逆に早いデッキがペースをより早くコントロールする事はできるのだろうか?
と考えた時に思いついた事がある。相手の攻撃をわざとデッキで受けるのはペースコントロールの視点でみるとペースを早めている効果があるのではないだろうか?
つまりダメージキャンセルやライフアドバンテージ、ボードアドバンテージをペースコントロール(タイムアドバンテージ)の観点から評価し直せるのでは無いか? という事だ。
定量的な何かはまだ無いけれども、そんな事を考えながら最近Chaosをやっているという話であった。あと早いデッキがペースをコントロールできる手段があると言うのは、他のTCGにはなかなか無い点だとも思う。