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日記のような何か

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2009年 08月17日(Mon) [長年日記]

_ [長文ネタ]地震は怖い

さて夏休み中はずっと放置していたこの日記も今日から再開である。折角の休みのうちにネタでもいくつかストックできれば良かったのだが、いかんせん遠出とかしない性格なので結局ネタ帳は白紙のままだったりする。

そんなわけで今一生懸命休み中の事を思い返しているわけであるが、何といっても一番印象に残っているのは地震であろう。あれは揺れた。ぐらぐらと。

震源地からは比較的遠かったせいで震度4程度だったようなのだが、流石に震度3を超えると揺れ方も大きく、眠っていても一発で起きた。後で周りの人に話を聞いてみると、同じように飛び起きた人も多かったようだ。逆に気がつかずに眠っていたという人もちらほらいたが、果たして彼らの危機感知能力はどうなっているのか。そんなので現代社会を戦っていけるのか。24時間戦えますか。

昔から地震雷火事親父というが、地震はやはり怖いものであった。私が寝ている部屋にはスチール製のラックがおいてあるのだが、あれが倒れてきたら下手すると死んでしまう。というか我が家には怖いものがいろいろ多い気もする。部屋が散らかっているので火事も怖い。埃あたりが原因でコンセントから出火とか本当にありそうだ。あと黒光りした逞しいヤツも怖い。この間壁を這っているのを見かけた時はトラップの数を10倍に増やしたが。他にはまんじゅうも怖いが、最近は羊羹が怖いかもしれん。ああ羊羹と熱い日本茶が怖い。

まてまて、男たるものそうそう怖がっていては駄目なのだ。もっと堂々としていなくては。女子の人? 女子の人は「きゃー怖い!」と言いながらぎゅっとしがみつくと良いのではないか。

例えば地震。ぐらぐら。「きゃー怖い!」「よしよし、怖がらなくても大丈夫だよ。」 おお、完璧だ。ちなみに直下型地震とかで震度6ぐらいあった場合はさっさとテーブルの下に避難するべし。

例えば雷。ゴロゴロ。「きゃー怖い!」「よしよし、怖がらなくても大丈夫だよ。」 これも完璧だ。ちなみに直撃した場合は怖いとかいう暇無く死ぬ。

例えば火事。メラメラ。「きゃー怖い!」 ……ちょっと待て。火事は突発性ではなく現在進行形では無いか。目の前で燃えているのにしがみついてどうする。これでは避難がしづらいだけではないか。

例えば親父。親父? どういうシチュエーションだ。やはりあれか。「お父さん、娘さんを僕にください」とか言うシーンだろうか。「何だと! この若造が!」「きゃー怖い!」 ……えーと、そこでしがみつかれるとちょっと。ほら、お父さんの目が余計怖くなってきてますよ? あの、お父さんどこに行かれるのですか? あ、立派な床の間ですね。日本刀が……って日本刀? それ本物ですか? ハハハ、笑いながら抜かないで……ってギャーッ!


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