2010年 01月14日(Thu) [長年日記]
_ [たんとくおーれ]オフィリア・グレイルを考察する(その2)
前回の続き。
さて、実際のゲームではこの後、私とDがオフィリアの雇用を見送り、AとBが3枚目のオフィリアを雇用した。するとどうだろう? Dだけがオフィリアの山札を0枚にする権利を手に入れた事になったのだ。AやBは最後のオフィリアを雇用すると+6VPから-8VPに転落してしまうため、オフィリアの雇用が事実上不可能だし、私にしても0VPから-4VPになるという違いはあるが、やはり雇用は難しい。
Dはオフィリアの雇用合戦に乗り遅れた代わりに、自分のみが使えるゲーム終了への切り札を手に入れた事になったわけだ。これは結構面白い状況と言える。
これを防ぐにはA,Bが3枚目の雇用をひとまず止めるしかない。A,Bにしても他のプレーヤーがもう1枚、オフィリアを雇用するまでは急いで3枚目を雇用する必要は無いだろうから。ただし例えば後半のあるタイミングでDがオフィリアを雇用した場合、A,Bは何より優先してオフィリアを雇用せざるを得なくなるので、どっちを選択すべきかは微妙なところではある。
まだ続く(ただし未定)。