2007年 01月17日(Wed) [長年日記]
_ [D-0][TCG]チームという方法論(GP4を終えて - その2)
前回の続き。
チームの最大の利点は経験を共有できる事だ。他にも利点はいくつかあるが長くなるのでここでは割愛する。
経験の共有は主に3つのステップからなる。最初のステップは「量の分配」である。例えば皆でいろんなデッキを試してみる。すると一人でやるより効率的に環境を探索する事ができる。次のステップは「質の向上」である。チームで活動していると対戦相手に困らないし意見交換がしやすい。そして最後のステップは「経験の伝達(共有)」だ。D-0の場合は良くお互いが作ったデッキを交換して対戦する事で、お互いの持っている経験を対戦しながら相手に伝えるという方法が採られる。
まあ要は時間がかけれないなら数の力で単位時間当たりの質を高めていこうという話だ。何処のチームも意識してやってるかどうかは別として、こういった事をやっている筈だ。もちろんウチでもやっている。
ここでやってる事をわざわざ書いたのは、チームメンバーにもう一度このあたりを意識して欲しいからだ。
例えば自分のデッキに拘り過ぎてないか? 他の人があのデッキタイプを使っているからという理由だけで、他のデッキを選択していないだろうか? 確かにカード発売初期にはいろいろなデッキを試す必要があるから、そういう選択は理に適っている。しかし、予選も終盤に近くなって来た時、自分のデッキに拘る必要があるのかどうか? もし使い慣れていないデッキだから怖いというのならば、それは経験の伝達が上手くいっていないからだ。以前から他のチームメンバーのデッキに対して理解を深めておく事も必要だろう。
もちろん理想論である。時間は有限だし、趣味にかけられる時間はさらに少ない。だからこそ上記の点を意識して、経験の質を高める努力をしていってもらいたい。
ここで終わっても良いのだが、冒頭で書いた「うちのチームの欠点」についてほとんど触れてないのが少し気にかかる。まあ書く時間があれば次回はそのあたりに触れてみたい。
なかなか耳の痛い話だにゃぁ…(+_+)<br>細かい意見は長くなりそうだからこの話が完結してから自分のトコにでも書くかも〜