2004年 07月20日(Tue) JavaのGUIの歴史と現状(第2回) [長年日記]
_ 今回はSwingについて。
_ 一番の特徴は実行環境による見た目や振る舞いの差がほとんど無い事。何せOSには基本となるウィンドウだけ用意してもらって、その上に配置されるボタンやらテキストボックスやらといった部品は全部自分で描画してしまうのですから、ほとんど違いが無いのもうなずけます。
_ でもそんなSwingにもAWTを上回る欠点がありました。それはウィンドウ上の部品を全部Javaで描画するものですから、動作が恐ろしく重かったのです。おかげでJavaは重いという評判を一気に加速しちゃう結果となってしまったのでした。
_ とはいえSwingが重いというのは既に過去の話です。2002年にSDK1.4SE*1がリリースされ、Swingも従来のようなもったりした動きから解放されました*2。これからはサーバーサイドだけでなく、Swingを使ったクライアントもちょくちょく見かけるようになるかもしれませんね。
_ Swingのアプリケーションに関しては、アヴァ研の「ツール資料館」にある私のデッキチェッカーを一度見てもらうといいかも。ほら、Swingも悪く無いでしょ?
_ 次回はSWTの話。明日とは限らないので注意。
サマージャンボの共同出資ってまだ募集してますか?<br>していたら遅まきながら参加表明します。<br><br>>くろひょう氏<br>ってことでEPT開発棟に取りに来て(笑)
サマージャンボ出資者、一人追加〜。<br><br>>ユウ氏<br>場所分かんないので、昼休みに13F集合。