2004年 07月19日(Mon) JavaのGUIの歴史と現状(第1回) [長年日記]
_ スパイダーマン2を見ようと映画館に行ったら、あまりの親子連れの多さに3秒で断念。さすが夏休み。
_ 唐突に始まる連載コラム。JavaのGUIの歴史と現状。第1回はAWTについて。
_ AWTとはAbstract Windowing Toolkitの略でJavaに標準で付属しているクラスライブラリのことです。多分JavaのGUIを勉強しようとした人が最初に目にするのがこのAWT*1だと思われます。
*1 とAWTを使ったアプレット
_ このAWT、実行環境*1によらない統一的なGUIを提供するっていうのが最大のウリ*2だったのですが、実際問題としてOSによって見た目や挙動に微妙な違いがあったためにイマイチ不評だったりしました*3。
_ そんなわけでJavaを使ったGUIプログラムというのはイマイチ人気が無いまま現在に至り、代わりにサーバーサイドJavaやモバイルでのJavaの利用が主力となっていくのですが、それはまた別の話。
_ 次回はJava2で登場したSwingの話。