2012年 09月11日(Tue) [長年日記]
_ [TCG][Z/X]フリーカード「真紅の輝石&蒼空の戦機」後の環境変化
9/7を境にZ/Xの環境、特にビート界隈は劇的に進化を遂げた。
その理由は2点ある。一つは9月からのショップ大会のプロモカード「紅い牙ルビーハウル」の追加であり、もう一つは「真紅の輝石&蒼空の戦機」において圧倒的突破力を誇る「駿足の電気石トルマリンホーク」の追加である。
ルビーハウル追加の影響の最も重要な側面は5000パワーレベルの3コストIGの増加である。そもそも今まで2色ビート系デッキにおいては、5000パワーレベルの3コストIGを12枚しか積むことができず*1、どうしても2コストIGを8枚積むしかなかった。
しかしルビーハウルが登場したことで、3コストIGを16枚積むことができるようになった。もちろんビート系のデッキにおいて2コストのゼクスは重要なのは間違いないが、IGODで出る場合は3コストの方が好ましいのは論じるまでもない。
トルマリンホーク追加の影響は顕著だ。特に先手3ターン目においてIG無しで相手PSの4コストを倒しつつ、2コストのゼクスで追撃できる点は特筆に値する。これから長い間(ビート系が廃れない限りは)ビートデッキの必須パーツとなっていく事だろう。
さてここからは巷の対ビート戦術が知れ渡ってきた事に対抗して進化していった黒赤ズィーガービートと青赤リゲルビートについて解説していこうと思ったが長くなるので割愛する。
気が向けば今後解説するかもしれないが、デッキの隆盛はスパンが短いので恐らく機会は無いであろう。
*1 白以外