2013年 08月28日(Wed) [長年日記]
_ [長文ネタ]次の長文ネタはもっと上手くやってくれるでしょう
この間ふと積み本整理していたら、「たくのこ」が出てきた。そう言えば買ったまま読んでなかったと気がつく。いや雑誌連載の方で全部読んでたので、急いで読む必要が無く積んでしまっていただけだが。
改めて読んでみるとやはり面白い。というかこの兄弟達レベル高すぎる。これだけアドリブ能力高かったらTRPGのGMとか簡単にこなせるだろうな。
まあたくのこはオススメなので是非読んでもらうとして、アドリブと言えば思い出す昔の話がある。以前日記に書いてたら引用しようと思ってたのだが、ぐぐっても見つからないって事は日記で書いたことは無いらしい。
もう20年近く前になるだろうか? 真光系の教団の人達が、街角で通行人に向かって「あなたの幸せのために祈らせてください」と声をかけるという光景をよく見かけた時期があった。
承諾すると頭の方に手をかざして祈られるのだが、街中な事もあり一緒に見世物っぽい事になるのが恥ずかしくて、私は承諾したことが一度もない。
そんなある日、ひまーの氏と一緒に街中を歩いてた時の事。
男「あなたの幸せのために祈らせてください。」
あー来たよ。と思いつつふと隣のひまーの氏が目に入った途端、
ねくろん「キミ、今幸せ?」
と、ひまーの氏に話を振る私w
ひまーの「え? えっ? ……うん、幸せだけど。」
急に振られて若干慌てつつも答えるひまーの氏。
ねくろん「幸せらしいので結構です。それでは。」
とその場を立ち去った。
そしてしばらく歩いてからのひまーの氏との会話。
ねくろん「さっき幸せって答えて良かったね。」
ひまーの「え? どういう事?」
ねくろん「もしあそこでキミが首を横に振ったり、答えに時間がかかってたら、『じゃあキミは祈ってもらった方が良いよ。』って言って置いていくつもりだったw」
ひまーの「何それ、ヒドイ。」
どっちに転んでも自分はその場を離れているあたりがミソw
ちなみに今同じようなシチュエーションに出会ったらこうなるかな?
男「あなたの幸せのために祈らせてください。」
(中略)
ねくろん「さっき幸せって答えて良かったね。」
ひまーの「え? どういう事?」
ねくろん「もしあそこでキミが首を横に振ったり、答えに時間がかかってたら……。」
ねくろん「親愛なるコンピュータ、反逆者を見つけました。彼は幸福では無いと証言しています。」
コンピュータ「市民、幸福は義務です。すなわち反逆です。」
ひまーの「え? ええ?」
― ZAP! ZAP! ZAP!(光線銃の音)
ねくろん「……と、殺されていたかもしれない。」
ひまーの「ねーよ!」
参考)『パラノイア』紹介
懐かしいねぇ。大学帰りの藤が丘だな。<br>鳥頭な私が覚えている数少ない思い出w