2013年 03月05日(Tue) [長年日記]
_ [長文ネタ]アイドリングストップ
今年もやってきたわけですよ。そう車検の日。毎回相当な諭吉さんが飛んでいく恐怖の日なのです。
まあ車に乗り続ける以上、回避しようが無いわけですが、そうは言っても来年のボーナスなんて無いよって言われているこの切羽詰まった状況では、こんな大きな出費はできる事なら御免被りたい。いやできないって言ったばかりですけどね。
それならそれでできるだけ安いところで済ませば良いのでは? と考えたりもするのですが、車っていうものはすぐに命に直結するわけで、安かろう悪かろうでは困る。困った上に結局いつものディーラーに頼んじゃったりするあたり、本当にお前は倹約するつもりがあるのか問い詰めたい。小一時間(以下略
ちなみに最近はネットで簡単に予約できるようになったから実に楽なもんです。ネットで最寄り店を検索して、必要事項をチョクチョク入力すれば簡単に予約できます。入力項目にお店からの連絡は電話が良いですかEメールが良いですかって欄があって、あーそういえば前回予約した時もこの項目あったなーとEメール側にチェックを入れてその日は就寝。
で、次の日。会社で仕事をしていたら私の携帯が鳴るわけです。ディスプレイを見たらディーラーから。昨日入れたチェックは一体何だったんだ? って話ですが、あーそういえば前回予約した時も同じパターンだったなーと2年前から全く成長していません。
まあせっかくのITシステムも使う側が追いついていないとねっていうか、2年前にEメールさえ使わない(使えない?)人達に2年で使うようになれと期待するほうが間違ってるのかもしれませんが。
電話の方は車検の予約の確認と代車要りますか? って内容だったわけですが、そう、今回の代車が今流行のアイドリングストップ機能搭載車だったのですよ。
なお、アイドリング機能搭載車に乗ったのは今回が初めて。交差点で止まる度にエンジンが止まるのが面白いとしばらく走ってるうち、停車していてもエンジンが止まる場合と止まらない場合があるのに気が付きます。
すぐに気がついたのは一定速度か一定距離を走らないとストップしない事。確かに右折時とかにブレーキ踏む度に毎回止まってたら少し困っちゃうでしょうから、そういうしきい値があるのはわかります。でも他にも条件がいくつかあるようで、そうするといろいろ試したくなってくるというか。速度変えてみたりブレーキの踏み込み方を変えてみたりと家に帰るまでの間いろいろと遊んで帰りました。
帰ってから調べたんですが、例えばマーチの場合だと以下の条件があるみたいですね。
- 所定の走行時間後
- エンジン冷却水温度が所定以上
- バッテリの蓄電量が所定以上
- バッテリの温度が所定範囲内
- 車両が停止
- ブレーキのマスターバック負圧が所定以上
- エンジンフードが閉止
- 運転者のシートベルトが装着
- ステアリング操作がない
- アクセル開度ゼロ
- 変速機がR以外
- デフロスタスイッチがOFF
- アイドルストップスイッチOFFスイッチが入っていないとき
- ブレーキペダルの踏み込み量が所定以上
- 急勾配の坂道以外
実はここだけの話、この私にもアイドリングストップ機能が搭載されていまして、仕事中以下の条件で発動します。
- 所定の労働時間後
- お腹の蓄エネルギー量が所定以上
- オフィスの温度が所定範囲内
- 上司がいない
- 会議で自分に発言する事がない
- 特急の割り込み仕事以外
「お前今寝てただろ」
「いやいや今流行のアイドリングストップですよ。エコなんですよ。」
「そんな言い訳が通じるか!」
お後がよろしいようで。